飲食店や雑貨店を開業しようとした場合に賃料が安いだけで決める人はいないでしょう。店舗予定地の目の前にターゲット層の通行はあるのか、競合店は付近にないのかなどを把握できるように情報収集をしてから開業すると思います。これがマーケティングです。開業前、開業後も常に情報収集を怠ってはいけません。それぞれ具体的にどのように情報収集ができるかを検討してみましょう。
開業前は店舗予定地付近を朝、昼、夜にどのようにターゲット層が移動をしているのか、平日と休日での違い、天候による変化などを調査することが最も効果的です。この情報は金融機関からお金を借りる場合にも利用できるので確実に調査をする必要があります。１日予定地に立ってカウントをとってみるのも必要でしょう。開業後は会計時のレジ操作で情報を取得できます。POSと呼ばれるシステムで年齢層や性別などを情報として入力をしておくことで、だれがどのような買い物をしているのか、混雑している時間帯はどうなのかを判断をすることができる材料になります。
このように、情報収集をしてデータとしてまとめておくことは非常に重要なことなのです。第三者を説得する為の資料としても使うことができるのです。